甘く見ちゃいけない!ドイツの大学志望動機書の書き方

出願準備

ドイツの大学に応募するには、日本で要求されるよりも長めに志望動機書(Motivationsschreiben)を書かなければいけません。分量としてはA41枚程度見積もっていいと思います。

頑張らず、手を抜かず

「どうせみんな同じようなこと書いてるんじゃないの?」「選考側も大して見てないよ。」と思う人が大多数でしょう。…まぁぶっちゃけて言うとそうかもしれません。

ただ、たまたま選考する人が気まぐれを起こして志望動機書を見てみようかとなったときに、適当なことを書いてることがばれたら落とされるのは目に見えてます。特に外国人学生を受け入れるとなれば、成績やこれまでの経験以外にも、ドイツ人と違う基準で選ぶことも多々ありますし、そうなると志望動機書も疎かにはできないのです。

高括っちゃダメ!

必要なのは3つの段落

ちょっと脅しのようになりましたが、要は真面目に、素直に書きなさいということです。志望動機書なので、まずこの学部を志望する動機を以下の3点を踏まえて書きましょう。(今回は学部の特徴や、自分の体験など、人によって内容が大きく異なるので、添付フォーマットはカットします。)

学部で取り扱ってることに興味を持ったきっかけ

純粋な動機です。「今まで生活をしてきたうえで、こういうことがあって、これをもっと勉強したいと思った。」ということが伝わればいいと思います。

志望学部の特徴で特に惹かれたところ/志望学部で特に何を身につけたいか

学部のホームページには、テキストやPDFなどで、カリキュラム表を確認できるようにしているはずです。(うちの学部では、Studiengangsflyerという名前のPDFファイルになっていました。)

複数の大学で比較するときに、ここでは同じ名前の学部でもこれを重点的に学ぶんだ、という特徴を掴むきっかけになるので、あらかじめ確認しておきましょう。

卒業後、どういう形で学んだことを活かしたいか

先述の2点を踏まえて卒業後こういう業界で働きたい、社会に貢献したいという自分なりの簡潔な展望を書きましょう。ここに関しては、あまり詳しく書きすぎると現実離れしてしまう可能性があるので、まとまりを重視しましょう。

少し先の話ですが、無事入学した時点を現在として考えて、きっかけは過去、学部の中でやりたいことは現在、卒業後は将来と区分することができます。単にこれに興味がある、と書くだけではなく、こういうことが学べるからこの大学を選び、さらにそれを活かして社会で活躍したいというビジョンまでを自分なりに書いていく必要があるのです。文脈的に意味が通れば、この3点の順番をいじっても大丈夫です。

まとまりにも気をつけて

冒頭でも説明しましたが、志望動機書はA41枚程度です。全部は書ききれない、と思ったら、どれかは1,2行触れるだけでもいいと思います。

最低限ちゃんとして、ここで煮詰まりすぎないように。

ここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございます!

別のブログも読んでいただけたらうれしいです。

んでは、また~。

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