ドイツの大学には、いわゆる部活やサークルといった、スポーツのために大学が認可し、学生に自治を任せるような団体はありません。
学生自身に興味のあるスポーツがあれば、学外の教室や協会に通う方法があります。
かと言って、大学でスポーツが全くできないかと言われると、それも違うのです。
生協が運営するスポーツクラブ
多くの大学では、生協が主導で、学生や近隣住民に様々なスポーツができる機会を提供しています。
おなじみのサッカーや、ドイツでも意外と人気な合気道、卓球、ちょっと珍しいところだと競技ボートやバレエもできるみたいです。
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“Hochschulsport 〇〇(街の名前)”や、大学のウェブサイトで”Sport”と検索してみれば、その大学がスポーツクラブを運営しているかどうかが分かります。
試しにブレーメン大学のスポーツクラブを検索すると、結構いろんなスポーツができるみたいでした。
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ハンググライディング(Drachenfliegen)とかやってみたかった。
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学生料金でお得に参加
先述の通り、一般の人にも開放されている生協のスポーツクラブですが、大学生を対象にしているというだけあって、多くのプログラムで一般参加よりもお得な学生料金が設けられています。
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外部の教室はお金がかかるし、自分でできる運動には限りがあります。節約しながら楽しみたいなら、こういったスポーツクラブはちょうどいいですよ。
学外での出会い
同じ街に中に複数の大学がある場合、大学同士で協定を結んで街の大学生全員を対象とした学生料金を設けている場合もあります。つまり、自分が通う大学だけでなく、他大学のスポーツプログラムにも安く参加できるということなんです。
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これを利用して、大学の同級生だけでなく、他大学、さらには一般の人たちとのネットワークを作ることもできます。広いネットワークで友達が欲しい、という方はチームでやるスポーツなんかいいかもしれないですね。
自分の大学がある街以外でも?
これは確率低いかもしれませんが、ドイツの大学の学生である、というだけで学生料金を適用してくれる他大学のスポーツクラブもあります。
例えば、ドイツの大学では学外でインターンシップを修了することが、単位取得の条件になっていることがあります。自分の大学がある街でうまいこと受け入れ先の企業を見つけられない場合が多く、短期間そこを離れて別の街で暮らすという人は結構います。
インターン先の街に大学があり、生協主導のスポーツクラブがあれば、ちょっとあたってみましょう。仕事場と自宅の往復だけではない、新しい刺激が得られるかも?
勉強以外の活動を増やそう
正直ドイツの大学の授業にちゃんとついていこうと思ったら大変です。が、勉強ばっかりだと生活が面白くなくなってしまうかもしれません。
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体を動かす、新しい友達を作る、ちょっと息抜きなど何かしらの理由で、大学のスポーツクラブに行ってみるのはいかがでしょうか。
ここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございます!
別のブログも読んでいただけたらうれしいです。
んでは、また~。
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