ドイツの大学で教科書を調達する裏技

ドイツの大学で教科書を調達する裏技 大学生活

大学で授業を受けるとなると、なんかしらの教材を携行することが必要になります。

先生が授業で配ってくれたり、PDFかなんかで印刷できるデータとして配布してくれたらいいのですが、やっぱり教科書を指定して持ってくるように言われることもあります。

学部によってはあんまり使わない

理系や文学部だとそれまるまる1冊を繰り返し使って、ボロボロになるまで持ってるということは十分考えられます。それに対し、文学部以外の文系って分厚い教科書買えって言う割にその本の中身全部履修することってほぼないんですよね。

それに気づくのは早くとも最初のセメスターが終わってから。新品を書店や通販で買ったとしたら、高い、重い、つまり「もったいな…。」

みんな苦労してきた

そう思っているのは僕だけではありませんでした。歴代の先輩も、僕の同級生も、そして僕も教科書の調達にしんどい思いをしないために何とかやりくりしてきたのです。今回はその方法をいくつか紹介します。

大学の図書館で借りる

大学の授業で使う書籍の多くは大学付属の図書館に保管されていることが多いです。見つけたら即行確保しましょう。大学によっては、セメスターが変わると各授業で使う教科書を専用の本棚にまとめておいてくれます。学生が授業や試験勉強用に借りに来ることを見越して、大抵同じものが何冊か揃えられているはずです。

(出典: Flickr “Fisher Library, University of Sydney” by Jen. Y)

これで、セメスターが終わればその本を家に置く必要がなくなるし、大学の図書館から借りるのでタダです!今回紹介する中では一番経済的かと思います。僕はこれでスペイン語の教科書を買わずに済ませました(笑)。

しかし、この手には注意点がいくつか。

注意点① 延滞手続き

借りものなので、貸出期限が決まっています。僕の大学の場合は1回4週間でした。それが最大5回延滞可能=24週間(初回貸し出し4週間+延滞20週間)借りられたのですが、ちゃんと手続きしないと延滞金を支払わなければいけない上、延滞した日数分書籍を借りられないというペナルティを受けるというルールがありました。皆さんの大学の付属図書館が設ける貸し出しルールに従って、手続きはしておきましょう。

注意点② 同級生との競争

同じように大学の図書館に教科書を探しに来る同級生は当然います。なので、この方法って実質早い者勝ちな面が強いのです。同じ本の蔵書が何冊かあるとはいえ、一クラス分はさすがにありません。同じ街にいくつか国立大学があれば、そのネットワーク内でほかの大学の図書館に探しに行くことはできるので、フットワーク軽くいきましょう。

先輩から買うorもらう

これがドイツならではなのかなと思います。同じ学部の先輩が、進級したらもう使わない教科書をなんかしらの方法で売りに出してるのを、値段交渉の上で買うというものです。下の画像は、僕の学部で持ってるFacebookのページにあった投稿です。これは売り出しではなく、無償であげるって書いてますね。

このケースでは、教科書以外にも、授業の勉強に使った書籍などをまとめて渡すようです。使いたい本があったらコンタクトを取って、どの本が欲しいのか、いくらで買いたいのかなどをメッセージしてみましょう。重要な本であれば、こちらもなかなか競争率は高いです。

注意点 旧版の可能性

先輩が使っていたということで、最新版でない可能性があります。僕がこの方法で経営学入門書を手に入れたとき、2年ぐらい古いやつだったのですが、先生が授業で言ってたページと、僕の本で対応しているページが違って混乱することが何回かありました。それだけならいいのですが、新章追加に対応していないものを手に入れて、授業についていけないみたいなリスクも少なからずあります。

同級生の現物をコピーさせてもらう

ちょっとせこいかもしれませんが、はりきって新品を買った同級生にちょっとだけそれを貸してもらって、必要なところだけコピーするのも一つの手です。正直面倒です(笑)。あと、やりすぎると多分信用を失います…。なのでこれは、よっぽど仲のいい、真面目な同級生がいる人が対象になります。

ていうか図書館で見つけたらそれコピーすればええやん、って今気づきました。

テイクだけじゃなくてギブもできんと乞食扱いされるぜ…。

身軽でいよう!

というわけで、あとあとかさばらない、節約できる教科書の調達方法でした。今後この教科書を長く手元に置いておく予定がない、という人はぜひ活用してください。これが真面目じゃない、と言ってはいけません。ていうか許して。ドイツの大学で使う本ってみんな重いねん…。

ここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございます!

別のブログも読んでいただけたらうれしいです。

んでは、また~。

コメント

  1. H ケイズ より:

    元気ですか?
    ブログのコメントじゃなくてすいません(笑)
    アークのおじちゃんです。
    お母さんに(しめじ)のブログの事を聞きました。
    ブログは面白そうなので最初から読みます。

    頑張ってるね!
    色々大変だとは思うけど、楽しいそうで良かったです。
    これからも自分の決めた道を進んで下さい。

    • しめじ より:

      おっちゃん、コメントありがとう。
      個人情報が結構出てたから一部修正さしてもらったで。

      気ままに更新していくから、暇なときに見たって。
      旅行記事とかもこれ以降書いていく予定やからお楽しみに。

      • Hケイズ より:

        了解しました。

        名前変更ありがとう。

        YouTubeやけど、ドイツから来た女性が日本の方と結婚して名古屋に住んでるブログ
        [LT VLOG]が面白いです。暇があったら見て下さい。

        またね!

タイトルとURLをコピーしました