授業が始まる前に大学に馴染もう!入学前オリエンテーション

大学生活

これまではドイツに来るまで、そしてドイツに来てから生活の基盤を整えるには何をどう準備すればいいかを解説してきました。

ここからはコンセプトその3、ドイツの大学生としての生活編に入ります!

これまでのパート数が物語る準備の凡雑さを乗り越え、ようやくたどり着く本当のスタート地点です。

徐々に大学に通い出し、これから一緒に勉強する同級生、その枠を超えて長い付き合いになるであろう友達、学びたいと思った学問を教壇に立って教えてくれる先生との出会いが待っています。

(出典: いらすとや)

今回は前段階のオリエンテーションについて、僕が体験したことを書いていきます。もちろん大学によって違いますが、カテゴリーとしてはだいたいこんな感じだろうという気持ちで読んでもらえればいいかなと思います。

補講

授業が本格的に始まる前に、予備知識として求められるような分野を学ぶコースがあります。Studienkollegeとは別で、入学の基準ではないけど、それでもこれから勉強していくには前もって知っておいて欲しいことを教える、大学側のオファーみたいなものです。なので出席は特に必須ではありませんでした。

(出典: Flickr “Class” by roanokecollege)

うちの学部は利率計算や、固定コストの計算などを学ぶ、経済数学という名前でのコースがありました。実際中身は四則計算や、階乗を使った応用みたいなものだったので簡単だったのですが、行くまでは何を学ぶかはわからないし、行かずに後悔するよりは、行って肩透かしを食らう方がまだましです。

上級生による新入生向けイベント

各学部にはもちろん先輩がいて、入学してくる後輩がどんなのか気になってそわそわしているのです。そんな先輩たちが、新入生のために大学の雰囲気に馴染めるように、ちょっとした催し物を開いてくれます。補講の後に新入生を集めて自己紹介をしたり、新入生同士でチームを組ませて街全体を舞台にしたゲームを用意していたりとなかなか本気を出しています。

(出典: Flickr “Class” by Sterling College)

これにより、新入生同士の横の繋がりもそうですが、先輩との交流もあるので、縦の繋がりも作ることができます。オリエンテーション期間以降にも、テスト前対策で先輩が教室を借りて分からないところを教えてくれる時間を作ってくれたりします。

時間があるなら行っとけ!!!

無理にとは言いませんが、特にこのオリエンテーションは参加して損はないし、後々行っててよかったと思う日が絶対来ます。

実は僕はこの期間中も家がまだ見つからない状況で、アパートやWGを内見するアポイントに追われていました。そのため同級生や先輩といられる時間がすごく少なく、後でみんながわいわいやっているところに入っていきにくかったのを思い出します。

(出典: いらすとや)

ドイツの大学はグループワークが多いから、これを逃すとすでに出来上がった同級生の雰囲気に入っていくタイミングを失って後悔する人がいるでしょう。これに端を発する僕の失敗は、これから全て書くつもりです。皆さんは僕を反面教師にして、大いにドイツでの大学生活を謳歌して欲しいと思います。

(出典: Flickr “Group work Geopolitical Aspects” by Lisa Vanovitch)

教授陣との顔合わせ

先輩と同じように、教授も新入生の顔を見ておきたいものです。僕の場合は全員ではありませんでしたが、学部長と、マーケティングの教授、数学講師が来て自己紹介しあう機会がありました。別に欠席の連絡は入れなくてもいいのですが、さすがに面倒だからとサボらない方がいいです。

できるだけ出席しよう

途中でちょっと不穏なことを書きましたが、やっぱりスタートをみんなと同じタイミングで切れるかどうかって、結構決定的だなぁと今でも思います。まぁドイツの大学は、入学する年齢はみんなバラバラなので、そこを気にする人はいません。(僕はクラス最年長でした。)

でもいつから「クラスの中」にいるか、そこは優先して行動した方がいいですね。

ここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございます!

別のブログも読んでいただけたらうれしいです。

んでは、また~。

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